そもそも「結納」とは?
婚約の証として古くから取り交わされている「結納」。その証として男性の家から女性の家に贈るものが「結納品」と呼ばれています。地域や家柄によって形式は様々で、伝統的なスタイルで結納品を一式で贈ることもあれば、カジュアルで現代的な顔合わせ食事会の席で、記念品として婚約指輪などを贈ることも、結納と顔合わせを両方執り行うこともあります。
「結納返し」とは?
結納記念品のお返しとして新婦が新郎に贈るのが「結納返し」と呼ばれる記念品です。伝統的な「結納返し」は、縁起の良い結納返し品の一式を揃え、それを結納品のお返しとして贈ることを「結納返し」と呼んでいました。現在ではより実用的で、今後の結婚生活でも役立つ記念品を贈ることが多くなり、その記念品を「結納返し」と呼ぶことが多くなりました。
結納返しは本来、結納日とは別に、改めて男性の家へ持参するのが正式でしたが、最近では結納と同時に結納返しを済ませてしまうことも増えてきました。
結納返しに時計をおすすめする理由
現代では結納返しにスーツや現金、バッグなどを贈ることもありますが、女性への結納品として婚約指輪を贈ることが多いため、婚約指輪と同じように肌身離さず一生使えるものとして「腕時計」を贈る方が増えています。
事実、『ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べ』によれば、山形・宮城で結納返しの品物として最も贈られているのが「腕時計」です。全国平均でも、全体の43.5%が結納返しとして腕時計を贈っており、結納返しに時計を贈ることは間違いのない選択と言えます。
結納返しはいただいた結納品と同程度か、やや控えめな価格にするのが一般的と言われていますが、時計は機能やサイズに応じて様々な価格帯があり、結納の金額に応じてセレクトもしやすい品物です。店舗に足を運んでいただければ、男性様と女性様、お二人で実物を見ながらゆっくりとお選びいただけます。